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弁護士はどのように選んだらよいか

私が弁護士になった2007年9月頃、弁護士の数は全国で約2万3000名でした。

2023年2月末時点では、全国で弁護士は4万5000名いますので、私が弁護士になってから弁護士の数はほぼ2倍になっています。

私が所属する愛知県弁護士会には約2000名の弁護士がいますが、愛知県の人口は約750万人。

単純計算で人口1万人あたりの弁護士数は2~3名となります。

そのため、弁護士に知り合いがいる人というのは、かなり少ないとは思います。

どうやって弁護士を探すか

● 紹介してもらう
  すぐ思いつくのが、職場の上司・同僚、友人、知り合いが弁護士を知っていれば、その方を通じて紹介をしてもらうというものです。

  私自身も、懇意にしている税理士さんや司法書士さんから紹介を受けることもありますが、以前のお客様や地元の友人から紹介を受けることがしばしばあります。

● 法律相談センター
  弁護士は必ずどこかの弁護士会に所属していますが、多くの弁護士会は法律相談センターを運営していることが多いです。
  そこで、法律相談センターで法律相談をして、担当になった弁護士と接点を持つという方法もあります。

  ただ、紹介もそうではあるのですが、弁護士を自分から選ぶことができるわけではないです。
  そういう意味では相性がいい人が当たるとは限らないですので、そこがネックになります。

● ホームページなど
  弁護士を紹介できるような知り合いがいなければ、基本的にはホームページなどを見て探すことになります。
  紹介が一番多い事務所もあると思いますが、私の事務所もホームページを通じて相談に来られる方が一番多いです。

  スマホで弁護士のホームページを見ることは簡単ですが、弁護士のホームページはたくさんあるので、どこに頼んだらいいのか分からないというのが悩みになると思います。
  これについて、こうしたらいいという明確な答えはありませんが、このようなことを考えて決めたらどうかというのを次に記載します。

弁護士を探す上でどこに着目したらいいか

● 自分の住んでいるところから近いかどうか
  Googleで検索をすると、東京の弁護士の広告が上位に来ることがしばしばあります。

  今は、多くの方がスマホを持っていますし、スマホがあればリモートで相談や打ち合わせもできますので、弁護士が遠くにいても、それほど差支えない場合もあるとは思います。

  ただ、やはり弁護士はお客様と打ち合わせを何回も重ねることも多いですので、基本的には、近場の弁護士が望ましく、あまり遠いところの弁護士は避けた方が無難だと思います。

  Googleマップを使えば、近くに弁護士がいないかを探すこともできますので、まずはお近くに弁護士がいないかを検討した方がいいと思います。

● 依頼しようとしている分野が特殊な分野かどうか
  お医者さんと同じような発想だと思うのですが、弁護士にも専門があると思っておられる方が多いです。

  実際にも、法律の分野は極めて広いため、全ての分野に精通するということも不可能ですので、取扱いが多く詳しい分野とそうでない分野があることも事実です。

  例えば、医療過誤や過労死事件、特許権侵害が問題となるような案件、外国の法律の知識が必要な案件などは特殊な部類に属しており、それを扱っている弁護士も多くないですので、そのような場合はそのような分野を取り扱っている事務所かどうかをホームページを見て確認した方がいいと思います。
 弁護士というと刑事裁判を思い浮かべる方も多いと思いますが、刑事の案件をしない弁護士も一定数います。

 他方で、離婚や自己破産といった分野は、多くの弁護士が多かれ少なかれ扱っていますので、過度に専門なのかどうかを気にする必要はないと思います。

 むしろ多くの案件は弁護士との相性が重要だと感じますので、ホームページに載っている写真、ブログ、SNS、YouTubeなどの動画、ホームページの雰囲気を参考にして、自分と相性がよさそうかも考えるといいと思います。

● 料金
  弁護士費用はそれなりに高いですので、気になる方が多いと思います。

  ただ、弁護士の立場からすると、案件によってかかる手間が結構違いますので、ホームページでどのような案件でもこの金額だと提示していることは少なく、金額に幅を持たせて記載していることが多いです。
  ホームページには料金が記載されていないケースもしばしばあります。

  そのため、なかなかホームページからはっきり料金が分かることは期待しない方がいいです。

  ただし、確かに、相場の2倍以上の料金を設定している弁護士もいますので、そのようなところは避けたいのなら、いくつかの弁護士のホームページを見て、自分が依頼をする案件の相場を確認したり、ホームページの雰囲気から高そうかどうかを考えた方がいいです。

● 実際に相談したときの態度や印象
  今までは実際に弁護士に相談する前にある程度当たりを付けるという観点から記載しました。

  実際に依頼をするとなると、その前に相談をして説明を聞くということになります。

  初めての法律相談1回当たり時間は30分から1時間くらいの幅で設定している弁護士が多いと思いますが、その時間内で分かることは多いです。

・ 人柄
・ 相談での態度(話を聞く態度など)
・ 説明が分かりやすいか

・ 清潔感  

   男性の弁護士で、弁護士としては有能だけれども、革靴には無頓着で余り磨いていないという人もいますので、見た目だけで判断はしない方がいいのではないかと思います。

着目するのが微妙かもしれないこと

● 年齢
  ベテランの方がいいと思う方が一定数います。

  しかし、若い方がエネルギーがあって一生懸命やっており、文献も綿密に調べていることもあります。

  同年代の弁護士の方が話がしやすいという方もいらっしゃると思いますので、年齢を考慮することを否定するつもりはないですが、年齢が高い弁護士が有能な弁護士かと言われると、人によるので、必ずしもそうではないということになりますので、年齢を考慮するのはそういう意味で注意を要すると思います。

● 性別
  離婚の案件では、女性の方が女性弁護士に依頼をしたいとおっしゃる方がたまにいます。

  しかし、女性の弁護士も色んな人がいますので、女性弁護士でないと自分の気持ちが分かってくれないとまで考えてしまうと、期待が強過ぎる感があります。
  年齢と同様に決めつけ過ぎるのは微妙のように思いますね。

  
  

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